
2022年12月23日をもちまして、第52回東京ストーマリハビリテーション研究会は、オンデマンド配信を含め、たくさんの方に参加いただき、盛会裏に終了することができました。これもひとえに、皆様の多大なる御支援、御尽力の賜と心より感謝申し上げます。
多数の演題発表とご参加いただきました皆様、ご協力いただきました関係各所に深く御礼申し上げます。
アワード受賞
最優秀演題賞
「内科病棟における術後ストーマ管理の課題とスタッフ教育の重要性」
柴田 千佳子、小林智美
(社会医療法人 河北医療財団 河北総合病院)
【受賞コメント】
この度はこのような名誉ある賞を頂くことができ、驚きとともに大変光栄なことと感じております。
今回の症例では、ストーマケア経験の少ないスタッフ達が不安を抱える中で、
できるだけわかりやすく統一したケアができるように取り組んだ内容でした。この介入にスタッフ達も積極的に関わってくれたことで、このような発表に繋げることができたと思います。ストーマケアに限らず、今回の症例や発表を活かし、少しでもより良いケアの提供のために、そこにいるスタッフ皆がいかに関心を持ちながら安心してケアができるか、試行錯誤しながら引き続き取り組んでいきたいと思います。(柴田 千佳子)
【写真】小林智美さん 野澤慶次郎会長 柴田千佳子さん
優秀演題賞
「病棟看護師のストーマ造設患者に対する退院支援の現状と課題」
木暮恵子、柳沢桃菜、坂本祐梨、竹内利加子、平山千登勢、山本洋子
(杏林大学医学部付属病院 消化器外科病棟)
【受賞コメント】
この度は、優秀演題賞を頂き、誠にありがとうございました。
初めての学会発表で、この様な賞を頂き、嬉しさよりも驚きの方が大きいのが実感です。
病棟で勤務する中で、ストーマ造設患者の入院期間の長さが気になり、ストーマ造設患者の診療録や病棟スタッフへのアンケートから、病棟看護師の退院支援における現状と問題点を明確にして、在院日数短縮に何ができるかを皆で共有できたら…という思いから、この研究に取り組みました。
当院は特定機能病院でもあり、基礎疾患や合併症の併存、超高齢化の患者さんも多く、緊急入院や緊急手術が多い事が入院期間延長の要因でありました。更に、病棟看護師の社会背景の情報収集不足や社会資源の知識不足も要因である事が結果として分かり、この結果を活かせるように、社会背景の何がストーマ造設患者さんの生活に影響するのか、院内の退院支援チームへの連携時期や社会資源は何が利用できるのかといった事を、スタッフと話し合いながら改善に取り組み始めています。個別性も考慮した退院支援ができるよう、病棟スタッフと協力して行きたいと思います。
【写真】渡部通章学術集会委員長 小暮恵子さん
(2022年10月03日)
開催形態変更のご案内
新型コロナウイルス感染者数の急激な増加により、参加を予定・検討されていた皆様におかれましては大変ご心配されていることと思います。
本研究会は、今年もリアル開催を目指して準備しておりましたが、現在の感染状況を鑑みハイブリット開催(現地+Web)とすることにいたしました。
これによるプログラム内容の変更はございません。当日のWeb参加方法等に関しましては、改めてホームページ上でご案内申し上げます。
急な変更となり、皆様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、より良い研究会となりますよう準備して参りますので、何卒多数のご参加を賜りますようお願い申し上げます。
第53回東京ストーマリハビリテーション研究会
当番世話人 小宮山 敬子
日時
会場
当番世話人
参加登録
オンデマンド配信
お知らせ
- 2022年10月03日
- オンデマンド配信の登録を開始いたしました
- 2022年08月26日
- 【重要】事前参加登録がお済みの皆様へ
- 2022年08月24日
- 玉置妙憂先生の特別ページ公開のお知らせ
- 2022年08月22日
- COI(利益相反)について
- 2022年08月01日
- 「演者の皆様へ」を公開しました
- 2022年07月01日
- 演題募集は終了しました
- 2022年07月01日
- 協賛募集は終了しました
- 2022年06月24日
- プログラム、参加お申込みを公開しました
- 2022年02月28日
- ホームページを公開しました