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第53回 東京ストーマ
リハビリテーション研究会

開催にあたって

このたび、第53回東京ストーマリハビリテーション研究会当番世話人を拝命し、2022年9月3日(土)に学術集会を開催する運びとなりました。現在、鋭意準備中でございます。

本学術集会は、昨今の新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み、またより多くの方々にご参加いただけるよう、現地開催と後日オンデマンド配信を組み合わせたハイブリッド形式での開催を予定しております。

本研究会のメインテーマを、「誰一人取り残さないストーマ・排泄ケア」といたしました。

ストーマ医療を取り巻く環境は大きく変化しています。ストーマ造設だけでなく、様々 な治療やケアの選択と決定、術後の機能障害や合併症への対応、超高齢化や認知機能低下、そして今回のようなパンデミックも含め、多くの難局を乗り越えて行かなければなりません。

ストーマ・排泄ケアを必要とするすべての方々に対し、必要な時に、必要なサポートを受けられる体制を継続するため、できること、すべきことは何か、など理解を深めていきたいと考えます。

またテーマにあります「誰一人」とは、手術・ケアを受ける患者様だけでなく、その手術やケアを提供するわれわれ医療者、ストーマ・排泄ケアに必要なケア用品を取り扱う各メーカーや販売店など、ストーマ・排泄ケアにかかわる人々すべてが含まれます。

ケアが必要な方々へサポートを行う我々が、それぞれの立場から相互に支え合えるよう連携を深めるための討論もできればと考えております。

未だ先の見通せない状況ではございますが、「誰一人取り残さないストーマ・排泄ケア」を実践するために、ストーマ医療にかかわる多く会員、世話人の皆さまの参加を心よりお待ち申し上げております。よろしくお願いいたします。

2022年1月吉日

第53回 東京ストーマリハビリテーション研究会
当番世話人 JR東京総合病院 看護部

小宮山 敬子 東京ストーマリハビリテーション研究会