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第52回 東京ストーマリハビリテーション研究会 日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会地方会

開催にあたって

皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、緊張した毎⽇をお過ごしのことと拝察いたします。

このコロナ禍の影響で、2020年9⽉26⽇に開催を予定していた第52回東京ストーマリハビリテーション研究会を延期せざるを得なくなりました。現在も感染収束の⾒通しはたってはおりませんが、今年こそは、2021年9⽉4⽇(⼟)に、改めて第52回東京ストーマリハビリテーション研究会を開催することといたしました。例年200 名程度の参加者がみこまれるところを、450名を収容できる⼤ホールをお借りし、social distancingに配慮しながらの、通常開催を⽬指します。

今回も、研究会メインテーマはそのままに「⻤⼿仏⼼」術後排泄障害〜作らない⼯夫と⽀援の輪〜と銘打ち、術後の排泄機能障害にスポットを当てたものにしました。

近年、⼤腸⾻盤外科の領域では、直腸癌の⼿術において、低位前⽅切除(LAR)のみならず、括約筋間直腸切除(ISR)や経肛⾨的直腸間膜切除術(taTME)など様々なアプローチの術式が広がりをみせています。また、術前放射線化学療法による、局所の根治性を⾼める取り組みとも相まって、かつては永久⼈⼯肛⾨造設が選択されていたケースでも、肛⾨温存⼿術が盛んに⾏われるようになってきました。しかし、その代償として、diverting stoma関連の合併症や、排尿・排便障害を患う⽅々が、少なからずいらっしゃるという現状があります。そこで、排泄障害を起こさない⼯夫について議論するとともに、排泄障害を持つ患者さんを、医療施設の現場のみならず、在宅環境、地域社会において、どのように⽀えていくかということについて、シームレスに話し合うことをコンセプトとしました。

今回の学術集会においては、泌尿器科領域、⼤腸肛⾨領域それぞれの排泄障害についての教育講演、パネルディスカッション、⼀般演題などを企画しています。

また、患者の⽣の声を聞くことも重要と考え、腸管機能障害、排尿機能障害を抱えながらも、前向きに明るく⽣活し、我々医療者にまで笑顔を届けてくれる、慢性偽性閉塞症の患者さんに特別講演として登壇していただくことになっております。

さらに、実際の患者さんの⽣活を医療者だけでなく、より広く⼀般の⽅々に知っていただき、排泄障害患者に対する理解を深める社会貢献活動として、この特別講演を視聴できる権利をリターンに設定して、クラウドファンディング(READYFOR)を展開したいと考えております。特別講演の動画を、このホームページ上で、オンデマンド配信するというプロジェクトです。私達にとっても初めての試みです。どうか、このサイトを訪れていただいた皆様⼀⼈ひとりのご協⼒とご⽀援を賜りますようお願い申し上げます。

第52回 東京ストーマリハビリテーション研究会
当番世話⼈ 東京逓信病院 消化器・⼀般外科